2025年09月18日 11:59更新
高齢者世帯の防火指導に役立ててもらおうと、十日町地域へぎそば組合が十日町地域広域事務組合にへぎそばの乾麺450袋を16日(火)に贈りました。
十日町地域消防本部では、暖房器具を使い始める時期を前に「火のソバから離れないで!」と書かれたシールを貼った十日町産のへぎそばの乾麺を高齢者世帯に配る防火活動を一昨年から行っています。
乾麺は毎回、防火活動に賛同した十日町地域へぎそば組合が提供していて、ことしは組合に加盟する6つの事業所からあわせて450袋が寄贈され、道の駅クロステン十日町で贈呈式が開かれました。
十日町地域へぎそば組合 小林重則 組合長
「当地域の乾麺ソバを活用することにより火災予防の一助になればいいと思う」
十日町地域広域事務組合 古澤正男 消防長
「全国的にも火災による被害者の7割が高齢者。そのような被害が一つでも軽減できるように提供してもらったソバを防火広報や高齢者宅訪問で活用して、防火意識の向上を図っていきたい」
十日町地域消防本部によりますと、今年9月15日までに発生した管内の建物火災は去年より3件少ない22件で死者は出ていません。今回寄贈されたソバは9月27日の老人クラブの防火講習会をはじめ、10月~11月にかけて単身高齢者宅を訪ねた防火指導で配られる予定です。
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