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公立保育園 適正規模基準満たない場合は統合・閉園を検討へ

2026年06月24日 10:17更新

来年2月の策定を目指す十日町市保育所適正化計画の素案が市議会に示されました。園児の数が20人を下回り、周辺20分から30分圏内に代替施設がある場合は、公立保育園の統合や閉園を検討するとしています。

これは19日(金)に開かれた市議会厚生常任委員会で示されました。十日町市内の昨年度の出生児童数は135人。0から5歳までの就学前児童の数は4月1日時点で1100人と年々減少し続けています。15年後には就学前児童数が現在の半分ほどの559人まで減少する見通しです。

こうした現状を受けて市では、将来の需要に見合った保育サービスの提供体制を整えようと、令和9年度から6年間にわたる保育所適正化計画を策定します。今回示された方針では、公立保育園の役割を「地域全体の保育水準の維持と向上を支える中核的施設」と位置付け、適正規模の基準として園児が20人を下回る見込みの場合と、車で20分から30分圏内に代替施設がある場合は、園の統合や閉園を検討するとしています。

松之山保育園

市内には現在、十日町地区のきらきら西保育園、川治地区の高山保育園、吉田地区の鐙島保育園、松之山地区の松之山保育園の4つの公立保育園があり、園児数はいずれも40人を下回っていて、複式学級も抱えています。

中でも公立・私立含めて地区内で唯一の松之山保育園は園児数が14人と適正基準の20人をすでに下回っていて、計画が策定されれば間もなく統合や閉園に向けた検討が始まる見通しです。

一方、私立の保育園については、市は各法人の自主性を尊重しつつ、将来児童数の推計や地域ニーズを示しながら安定経営に向けて、支援、調整、再編の検討を促すとしています。

市では、ことし8月に開かれる第2回子ども・子育て会議でこの計画案を提示し、12月にパブリックコメントを実施したあと、来年2月に計画を策定する予定です。

十日町市子育て支援課 庭野浩子 課長
「市全体として、将来に向けた質の高い保育サービスと未就学児の成長を考えながら、それぞれの役割を整理して持続可能な体制を構築していきたい。少子化の進行は非常に早いので、行政としてもスピード感をもって対応していかなければいけない。保育園は地域にとって重要な施設で、地域住民への影響も大きい。統合や閉園については十分な説明が必要で、子どもと保護者に不安を与えない形でこの計画を進めていく」

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