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十日町市長選挙 告示 新人の樋口さんと現職の関口さんが3度目の一騎打ち

2025年04月20日 12:49更新

十日町市長選挙が20日(日)に告示され、新人で千歳不動産代表の樋口明弘さんと現職の関口芳史さんの2人が立候補を届け出ました。投開票日は27日(日)です。

十日町市長選挙 立候補者

十日町市長選挙 立候補者は次の通りです。(届け出順)


樋口明弘(77)
無・新
水沢・馬場/不動産業
リーフレット


関口芳史(66)
無・現④
十日町・高田町3/市長
リーフレット

 

告示日の20日(日)、樋口さんは出陣式はとり行わず、川西支所前で第一声をあげました。樋口さんはことし6月に予定されるJR東日本との信濃川の水利権更新について次のように訴えました。

「JR東日本と6月に新しい契約を結ばないといけない。関東に電気を持っていくのはだめとは言わないが、一部を十日町で使わせてほしい。そうすれば電気代がかからなければ、超一流の会社が向こうから工場を作らせてほしいと(市内進出してくる)。とにかく十日町の起死回生の一手はそれしかない。6月に契約書にはんこをつかれて、『以上終わりです』と言われればもう打つ手がない。だからこれが最後の戦い。やはり魚沼はひとつ、塊になって県や国と対峙しなければすべて置いていかれる。死に物狂いでやれば十日町はなんとかなる」

樋口さんはこのほか、市民に実績が見えにくいとして大地の芸術祭の撤廃、買い物難民の解消に向けたスーパーの誘致、市民モニター制度を導入した市民意見の反映などを政策に掲げています。

一方、関口さんは高田町6の事務所前で開かれた出陣式で第一声をあげました。関口さんはこの4年間の市政の実績を強調しつつ、地域を通る高規格道路の整備促進策などを話しました。

「十日町看護専門学校からすでに100人の卒業生が輩出されて、25人が十日町病院や松代病院で実際に働いている。看護師不足を言われたがその課題解決ができた。こういうことを今みなさんに届けることができるようになった。大きな4年間の成果だったと思う。十日町インター周辺をいかに整備していくか課題も出てくる。今のところは中心線ができて槌音が響いてくれば、ひとつの目標を達成するわけだが、その先の整備された暁にはどのような効用が市民に届けられるのか、それをしっかりと検討していく4年間になると思う」

関口さんはこのほか、国宝火焔型土器が出土した笹山遺跡などに、新たな文化観光拠点の整備や再生可能エネルギー活用の要として、民間企業と共に蓄電池事業に着手したい考えを示しています。

十日町市の選挙人名簿登録者数は、3月3日時点で、4万1146人です。なお、期日前投票は21日(月)から26日(土)まで、市保健センターや各支所で行われます。


JCVでは27日(日)の午後7時30分から111チャンネルで十日町市長選挙・市議会議員一般選挙の開票速報を放送します。なお、当日は地域情報サイト「十日町タウン情報」でも番組を同時配信します。

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