2022年07月26日 04:00更新

8月末で店じまいするカレー店があります。十日町駅から昭和通りに入ったところにある「本格手造りカレー 番紅花」です。

本格的なスパイスカレーが味わえると市民に親しまれてきました。

オーナーの斉木隆夫さんは十日町市出身。元々は東京で働いていましたが、メニューを絞ったお店を始めたいという思いから独立し、カレー専門店を開業しました。

番紅花のカレーソースは、ポーク、ビーフ、スパイスの3種類あります。

いちばんのこだわりは香り。カレー粉は一切使わず、数十種類のスパイスだけを配合したオリジナルのルーです。試作を重ねて自ら試食をしたり、仲間内でカレーパーティーを開いて意見を取り入れ、今の味にたどり着きました。開業後24年間、変わらない味を守り続けています。

おすすめメニューは常連客から支持されているチキンカレーです。

チキンカレー　950円（税込）

鶏むね肉を使っていますが、カレーソースの中で煮込んでいるので口の中でホロホロと崩れるほどの柔らかさです。

レーズンには甘み補強の役割が

そして、甘みが少ないチキンカレーとキーマカレーにはレーズンをトッピング。

お米はこしいぶきとアメリカのカルローズを半分ずつ使っています。この配合により水分の吸収スピードが遅くなり、ご飯が柔らかくなりすぎず、食べ始めと食べ終わりでお米の食感が変わらないということです。

注文時に辛さのレベルが選べます。人気は中辛とやや辛。大辛は甘口のおよそ20倍の辛さだとか。

おすすめは、まず甘口で注文をして、辛さ増し用のラー油で好みの辛さに調整すること。無理は禁物です。

季節の野菜カレー　1000円（税込）

これからの時期は野菜をたっぷり入った「季節の野菜カレー」もおすすめです。8～9種類の色どり鮮やかな野菜が彩、暑い夏でも食欲が湧いてきそうです。脂肪の取りすぎを抑えられ、ビタミン摂取ができると女性から人気があります。お肉が入ってないので、肉が苦手な方にもおすすめ。

長年愛されてきた番紅花は、コロナの影響で8月末をもって閉店することが決まっています。閉店前にこだわりの本格スパイスカレーを味わってみませんか。テイクアウトやカレーパンの販売も行っています。

オーナー 斉木隆夫 さん
「カレーソースだけのテイクアウトもやっています。持ち帰りもできるのでよろしくお願いします」

 

施設情報