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敬老の日にあわせ 関口市長が100歳長寿をお祝い

2023年09月19日 18:05更新

敬老の日に合わせて、十日町市の関口市長が18日(月)、今年度100歳を迎えるお年寄りを訪ね、長寿を祝いました。

十日町市によりますと、今年度中に市内で100歳を迎える人は64人でそのうちの57人、約9割は女性です。

敬老の日、関口市長は十日町地域振興局の高橋幸彦 局長と一緒に6人の100歳長寿を訪ねて、賞状や記念品を贈りました。このうちの一人、十日町市馬場の飯塚シマさんは、大正13年生まれで来年1月27日に100歳を迎えます。

シマさんは12歳で上京し、親戚の経営する町工場で働いた後、20歳で地元に戻り、結婚しました。嫁ぎ先で家業の葉たばこの栽培と稲作を手伝い、70歳を超えても元気に働いてきました。現在息子夫婦と3人暮らしで、孫が5人、ひ孫が5人。寝る前に本を読むことが楽しみだということです。

飯塚シマさん
「何にもしてないが、体は健康。食事も食べられない日は一日も無い。長いような、短いような、人生だった。戦争があったり、夫が出征したりいろいろなことがあった」

息子の飯塚茂夫さん
「元気なのは、ありがたい。親が元気なのは、後ろ盾があるようで、頼りがいがあって心強い」

一方、松代に住む柳キヨシさんは大正13年生まれで来年3月24日に100歳を迎えます。キヨシさんは19歳で上京し、家政婦として働いた後、23歳で地元に戻って結婚しました。

嫁ぎ先で農業を行うかたわら、冬の間は1人で下宿屋を営んでいました。現在、娘さんと2人暮らしで、孫が2人、ひ孫が4人畑仕事をするのが何よりも楽しみだということです。

柳キヨシさん
「ありがたい。元気の秘けつは別になにもない。一生懸命やってきただけ。自分は自分なりにやってきて、今幸せいっぱい」

孫の柳弘さん
「小さなころから一緒にいて、いつも優しくて、母親のような存在。小さなころにおんぶしてもらった背中はよく覚えている。まだまだ元気でいてほしい」

十日町市によりますと9月15日(金)現在、市内で100歳を超える人は男性が8人、女性が94人にのぼるということです。

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