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ベルナティオ湖畔に「彫刻の小径」完成 藤巻秀正さん作品13点が展示

2024年06月25日 18:16更新

あてまの湖畔に「森の妖精」が舞い降りました!

あてま高原リゾートベルナティオのセントラルレイクの周りに、十日町市出身の彫刻家 藤巻秀正さんの作品12点が新たに追加されて「彫刻の小径(こみち)」が完成し、24日(月)にお披露目会が開かれました。

彫刻家 藤巻秀正さん(87歳)

藤巻秀正さんは旧橘村出身で二科会会員。「森との共存」や「森の妖精」をテーマに作品づくりをする、地元を代表する彫刻家です。十日町市内では現代雪まつり発祥の地モニュメントをはじめ、住吉町や星と森の詩美術館に自身の作品の野外プロムナードが設けられています。ベルナティオには施設がオープンした1996年に完成記念として藤巻さんの作品「森へ」が贈られた経緯があり、今回は藤巻さんからの提案で、その周りに作品群を設けることになりました。

新たに追加された12点の作品はベルナティオのセントラルレイク沿い約400メートルの遊歩道に並び、「彫刻の小径」と名づけられました。

中には藤巻さんが20代の時に制作した作品もあり、藤巻さんは作品テーマとしている「メルヘンのように妖精が飛び交う感じ」がベルナティオの広大な景色に融合すると話しています。

当間高原リゾート 友保淳史 常務取締役
「藤巻先生の作品を敷地内に配置させてもらい、ベルナティオと十日町市全体が盛り上がるといい」

彫刻家 藤巻秀正さん
「僕の作品はここしかないと思った。ここだったら作品が生きる。テーマの森の妖精にぴったりの環境。設置された彫刻の息遣いが聞こえてきそうな場所。家族連れも想定しているので、子どもと手をつなぎながら作品に触ってもらい楽しいでほしい。まさに十日町の美ケ原。みんなに可愛がってもらいたい」

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