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里山や棚田を自転車で巡る「ツールド妻有2023 」

2023年09月05日 16:23更新

越後妻有の里山や棚田の美しい景観を駆け抜けるサイクリングイベント「ツールド妻有2023」が3日(日)に、今年もにぎやかに開かれました。

「ツールド妻有」は「大地の芸術祭」の開催に合わせて、自転車で作品などを見て回るアートツアーとして2006年に始まりました。今年は北は北海道から南は鹿児島県まで全国から527人が参加し、スタート地点のミオンなかさとから120km、90km、70kmの3コースに分かれて走りました。

 

ツールド妻有ではタイムや順位を競うことはなく交通ルール守りながらそれぞれのペースで走ります。

参加者はコースの途中、大地の芸術祭の作品を鑑賞したり、9か所ある休憩所のエイドステーションでは地元の人から振舞われる手作りのおにぎりやソバ、きゅうりの佃煮などを味わっていました。

参加者
「声援が温かい。楽しく走ることができた」
「暑さで挫けそうになったが、道の端々で応援してもらい力になった」
「エイドステーションで食べた冷たいソバが身に染みた。走っていて、景色がキレイなので頑張れる」

 今年は十日町市立中里中学校の生徒13人が初めてボランティアとして参加し、ゴール付近では「おかえりなさい」と大きな声で参加者を迎えたり、ゴールした人に冷たい水やアイスを手渡すなど大会を下支えしていました。市内の学校でこのようなボランティア活動は初めてだということです。

中里中学校 生徒
「ゴールしている人を見ているとうれしくなる」
「人も増えてきたのでテンション上げて頑張っている。走っている人の心に響くような応援ができている」

実行委員会 伊藤嘉朗 代表
「中学生からこんな感じで歓迎されると思わなくてうれしかった。ほかのエイドステーションでも若い人が見られた。人が新しく変わったり増えることによって、ツールド妻有が発展していくことがうれしい」

過去のツールド妻有では参加者の9割以上が完走していますが、この日の十日町市内は30℃を超える暑さのため完走率は8割程度でした。

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