2023年10月09日 00:00更新

2021年に閉校した十日町市本屋敷の旧貝野小学校を冬に特化したキャンプ場に再利用する「雪原学舎プロジェクト」が進められています。プロジェクトの事業化を支援するため、ふるさと納税制度を活用した「GCF（ガバメント・クラウド・ファンディング）」が始まりました。

「雪原学舎」のアイデアを提案した丸山工務所は、昨年2月に開催された第1回「雪国居住空間コンテスト」の「暮らし体験施設部門」で最優秀賞を受賞しました。丸山工務所ではこのアイデアをもとに、2024年1月のグランドオープンを目指して改修計画を進めています。「ガバメント・クラウド・ファンディング」は一般のクラウド・ファンディングとは異なり、地方自治体がプロジェクトの主体として、ふるさと納税制度を活用して資金を募る手法で、今回はコンテストの最優秀賞の特典として十日町市が主体となる形で採用されました。

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2023年2月テストイベント時の様子

募集はふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」から。または十日町市へ直接申込みできます。目標額は500万円です。目標額を超えた場合は、施設設備等のグレードアップに充てられる予定です。返礼品を希望しない寄付の場合は1円から受け付けています。この他、ふるさと納税の返礼品を選択し、寄付することもできます。また、事業化団体（株式会社雪原学舎）によるオープン後の施設利用割引券など、限定返礼品も順次登場する予定です。クラウドファンディングは10月６日（金）～12月31日（日）まで受け付けています。

ふるさとチョイス専用ページ
https://www.furusato-tax.jp/gcf/2599