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「雪原学舎」初シーズン締めくくりイベントで感謝を伝える

2024年04月02日 17:46更新

今年1月、旧貝野小学校を改装してオープンした、冬にキャンプやグランピングが体験できる「雪原学舎」が、3月末に今シーズンの営業を終了しました。それにあわせ、施設の利用者や地域の人に感謝を込めたイベントが3月30日(土)開かれ、約200人がグルメやキャンプファイヤーを楽しみました。

「雪原学舎」は、旧貝野小学校を改装し、冬に雪上キャンプやグランピングを楽しめる施設として、今年の1月にオープンしました。この日は、今シーズンの営業終了を前に、地域の人や施設を訪れた人たちに感謝の思いを込めた、「SNOW SCHOOL FESTIVAL」が開かれました。

イベントでは、施設のカフェスペースがこの日限定で地ビールや地酒などを提供するバーになり、訪れた地域の人たちなど約200人がお酒やグルメを味わいました。

また、夕方からは、屋外のキャンプサイトで、キャンプファイヤーが行われ、周りには約50個のろうそくが入った雪の灯篭「スノーキャンドル」が飾られました。訪れた人は、幻想的な風景のなかで、最後の冬のアウトドアを満喫していました。

地元の来場者
「地元で楽しく飲めるイベントはないのでワクワクしていた。来てみたらすごく楽しくてうれしい。貝野の良さをみんなに知ってもらえる施設になって、うれしいし幸せに思う」

「雪原学舎が地元の人を大事にしてくれているのを感じて、とてもうれしい。これから知名度が上がっていくと思う。たくさん人も来てほしい。地元の人も巻き込ん盛り上がっていってほしい」

雪原学舎によりますと、今シーズンの宿泊利用者は延べ600人程、おおむね想定の入り込みで半数が県外からの利用者でした。今シーズンは雪不足に悩まされましたが、中里地域の市之越から10tトラック4台で雪を運び込んで、雪上キャンプが楽しめるよう対応したということです。

(株)雪原学舎 上村仁 取締役
「来てもらったお客さんに喜んでもらえて「いいのができたね」という声もあるのでうれしく思う。来年以降も地元の人たちから協力してもらいながら、より魅力的な雪原学舎にしていきたい。我々が思っていた以上に、地元の人も都会の人も冬の遊びを楽しんでいるので、来年は冬の遊びの魅力を一層伝えられるように発信していきたい」

雪原学舎によると、来シーズンは、雪が降り始める12月頃にオープンする予定だということです。

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