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来春の市長選 現職の関口市長は出処進退を明らかにせず

2024年04月25日 18:27更新

来年4月で任期満了を迎える十日町市長選挙について、現職の関口芳史市長は23日(火)の定例記者会見で「今はまだ考えるタイミングではない」と出処進退を明らかにしませんでした。

関口市長は現在4期目です。任期は来年4月30日までで残り1年ほどとなっています。

関口市長
「今はまだ考えるタイミングではない。目の前の課題解決に全力を尽くす。月日が経ってどこかのタイミングで次期市長選を考えることがあれば皆さんに考えを伝えたい」

また来年6月に迎える、JR東日本信濃川発電所が取水・発電に使うための水利権の更新について、関口市長は10年前と比べて自然環境や社会環境が大きく変わっているとして、次のように話しています。

関口市長
「電力の小売の全面自由化が許されたことで、JR東日本が発電事業者と電気の小売事業者を兼ねることができる。ということはJR東日本の電力の一部が地元に還元できる可能性がある」
「平成21年度は水利権が取り消されたことでJR東日本にとっては1からの構築だったが、すでに許可を得ているので、本来ならば次の水利権の更新では平成21年度のときのような大騒ぎをする必要はない」
「来年6月30日に期限が終わる水利権の申請において、十日町市との覚書を踏まえて更新申請をされるものと思っているが、覚書の変更が発生する場合は十日町市議会の議決が必要な案件になる」

なお、来年4月予定の市長選を巡っては不動産会社代表の樋口明弘さんがすでに立候補を表明しています。

関連記事:来春の十日町市長選 不動産会社代表 樋口明弘氏が立候補を表明

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